MESSAGE

ご挨拶


株式会社水沢種苗店は、大正15年の創業以来、地域の皆さまに支えられながら、農と園芸を通じて100年の歩みを刻んでまいりました。

 

私たちは「相談できる種苗店」として、単に種や苗を販売するだけでなく、お客様の「困った」に寄り添い、共に解決していく姿勢を大切にしてきました。昭和50年に法人化し、その後大街道店開設、農業園芸専門店「グリーンサム」オープン、農産物直売所「グリーンサムいちば」のオープンに加え、自社試験農場、市民農園の運営へと事業を拡げ、“入口から出口まで”農業・園芸をトータルで支える体制を整えてまいりました。

 

今、私たちが向き合っているのは、農業の高齢化や後継者不足、耕作放棄地の増加といった、地域に根ざしているからこそ見える課題です。しかし私たちは、それを「使命」と捉えています。農業、そして食を守り続けるために、種苗店という枠にとらわれず、次世代へのバトンをつなぐためのサポートを惜しまず続けていきます。

 

当社の強みは、相談できる専門性、豊富な品揃え、そして人と人のつながり。「顔の見える信頼」が、私たちの誇りです。

 

創業100周年という大きな節目を迎え、これまで支えてくださった皆さまに心より感謝申し上げます。これからの100年も、知識と経験、地域との信頼関係を土台に、お客様と一緒にタネをまき、育て、実りを分かち合う存在であり続けます。

 

引き続き、変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

 

代表取締役 水澤 長之

Management philosophy

経営理念


この種とともに、皆様へ「元気」と「喜び」を提供できることに感謝いたします。

経営理念

 

一.私達は、種と苗をもとにお客様に元気と喜びを提供する植物文化創造企業を目指します。

一.私達は、環境にやさしい企業として、やすらぎと潤いのある社会づくりに貢献します。

一.私達は、根っこの生命力と働きに共鳴し、感謝できるイキイキ集団を目指します。

COMPANY PROFILE

会社概要


■ 会社名  株式会社水沢種苗店(法人番号:8370301001272)

 

■ 創 業  大正15年(1926年)

 

■ 法人設立 昭和50年(1975年)10月

 

■ 所 在 地   〒986-0868 宮城県石巻市恵み野6-4-4

       TEL 0225-96-5688 FAX 0225-96-5699

 

■代 表 者  水澤 長之

 

■資 本 金  2,000万円

■沿 革 昭和50年10月/法人化

       昭和56年/大街道店開設

       平成9年/蛇田にグリーンサムオープン

       平成20年/グリーンサムに農産物直売所開設

 

■主な仕入先 タキイ種苗株式会社、株式会社サカタのタネ、カネコ種苗株式会社
       みかど協和株式会社、トキタ種苗株式会社、 株式会社トーホク
       株式会社武蔵野種苗園、株式会社渡辺採種場


BUSINESS CONTENT

事業内容


 

◉ 種苗・農業資材の販売

種子・苗、肥料、農薬、農業資材、園芸用品などを幅広く取り扱い、プロ農家から家庭菜園初心者まで多様なお客様に対応。商品提案だけでなく、栽培計画、施肥設計、病害虫対策、土壌改良など専門スタッフによる的確なアドバイスも行っています。

 

園芸専門店「グリーンサム」は、植物栽培が上手な人を指す“グリーンサム=緑の指”に由来した店名の通り、園芸をもっと楽しく、もっと身近に感じていただける場所です。また、減農薬栽培や土づくり、病害虫対策などをテーマに、プロ向け・家庭菜園向けに講習会を定期開催。毎度好評で信頼性の高い情報を分かりやすく提供しています。

 

 

◉ 農産物直売所「グリーンサムいちば」の運営

朝採りの地元野菜や自然農法農産物、自社選定品種の野菜、地元加工品や海産物、行列のできる「ナス漬け」、お彼岸・お盆の切り花など、地元の魅力が詰まった直売所です。オーサワジャパン社の自然食品も取り扱い、安全で体にやさしい食をお届けしています。

 

◉ 試験農場の運営

新品種や肥料、資材の試験を自社で行い、農家や園芸愛好家に向けて「現場で活きる」確かな情報を提供。現実に即した提案ができるのは、試験農場を自社で持つ当社ならではの強みです。


 

◉ 市民農園の運営

増え続ける耕作放棄地をなんとか有効に活用したいという思いから野菜づくりをやってみたいという方々に市民農園として開設。野菜づくりを通じて“農のある暮らし”を広げています。

 

◉ 家庭園芸普及・食育活動

家庭園芸の楽しさを広げる寄せ植え教室、地域の子どもたちを対象にした出前授業やワークショップなどを通じて、「育てる楽しさ」「食べる喜び」「自然との共存」の大切さを伝える活動を積極的に展開。未来を担う世代への“農”のバトンをつなぎます。